脂肪幹細胞療法
ご自身の脂肪を利用する治療
脂肪を使った幹細胞治療は膝の痛みや関節機能の改善が期待される、再生医療の一種です。この治療では、ご自身のお腹の脂肪から取り出して培養した「幹細胞」を、膝関節に注入します。 それによって変形性膝関節症による軟骨破壊を抑える効果も望めます。
幹細胞には、異なる種類の細胞を分化する能力があるため、修復の難しい軟骨を再生させる細胞も作り出すことが可能です。 また、炎症を抑える物質を分泌する性質も備わっているので、膝の痛みを軽減させる効果があります。
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脂肪採取
身体から脂肪細胞を
20ml採取 -
幹細胞抽出・培養
脂肪から幹細胞を
抽出・培養 -
ひざへ注入
ひざ関節内へ注射して
治療する
こんな方におすすめ
- ヒアルロン酸注射では痛みが軽減される期間が短い
- 長年のひざの痛みで日常生活に支障があり、痛み止めを使用している
- 人工関節置換術を勧められているが、まだ手術をしたくない
- 合併症により手術のリスクが高い
- 人工関節置換術を行うには若すぎるといわれた
持続期間
半年〜1年
治療の特長
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- 身体の負担が少ない
- 少ない採取量で多くの幹細胞が作れる脂肪を利用することで、身体の負担を軽減できます。
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慢性的な痛みを軽減、
組織の再生 - 持続的に炎症を抑えることでひざの痛みを軽減します。また、軟骨の修復を促す効果が見込めます。
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慢性的な痛みを軽減、
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- 厚生労働省認可の治療法
- 厚生労働省に受理された提供計画書をもとに、安全な治療をご提供します。